カニクリームコロッケ

ストロベリー畑でまってる(ぜ)

2017年観劇など12選

2018年が始まってかなり経ってるのですが、2017年の観劇の思い出を振り返りたい記事です。

昨年も色々なおもしろい舞台、ライブなどをたくさん見ることができてとても楽しい観劇ライフでした。

 

個人的に思い出に残った作品の記録。

 

 

1.ミュージカル「フランケンシュタイン

中川ビクター/加藤アンリのペアの回を拝見しました!

他の組み合わせも見たかったなぁ…。

韓国初演の際にとても話題になっていたので、これは見なければと思いチケットをとりました!"フランケンシュタイン"というモチーフが、やっぱりみんな好きじゃないですか(?)

かなり期待して行ったのですが、本当に本当に好みで、年明け2月に見たのに今年一番好きなんじゃないかと思うくらいに大好きでした…。

ビクター・フランケンシュタイン博士とアンリ・デュプレという二人の青年の物語なのですが。

本当に…愛憎と寂しさがすごくて…あの退廃的な空気に馬鹿みたいに難しそうで笑っちゃうくらい素敵なナンバーと耽美な世界観…。

自分の研究のためには首が欲しい。アンリに死んで欲しくない。首が欲しい。のあの狂気。

ぼくは君の夢のために死ぬ。幸せだよ。君の夢を諦めるな。とビクターに歌い、処刑台に向かいながら泣くアンリと、親友が罪を被って死んでしまう(だけど、死ねばその新鮮な首が手にはいる。首が欲しい)っていう苦悩のビクター。あの場面の狂気すごい陰惨で複雑で大好き…。

私は、最後の怪物の「これが俺の復習だ。ビクター」は、アンリを含むもののように感じた派でした。とても柔らかで優しく発声されるので…。

怪物の中で、例えばアンリを少しずつ取り戻していったとしたら、最後のあのシーンはもしかして心中なのかもな。

加藤和樹さんのアンリは包容力と慈愛。中川晃教さんのビクターは純粋な小さな子供だった。

中川さんのビクターは、創造主になりたかったというか、自分の研究を通して、誰かに自分を見てほしかっただけなんだよね…(モンペ)

この作品、キャストの組み合わせによって、かなり解釈が違った様子なので…はぁ…見たかったなぁ…。

濱田めぐみさんは薄幸のお姉様がめちゃくちゃ似合う。

 

みんな好きだよ。再演があれば絶対にみんな一緒に見に行こうね…見に行ってください…。

 

 

 2.TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星

V6の上の3人20th Centuryの三人芝居。

トニセンは、それでも定期的に三人で何かやろうぜ!って行動に移すから、本当に仲が良いのだろだろうなぁと思って嬉しくなる!

あのキラキラ男性アイドル事務所、ジャニーズのタレントが創る小劇場的演劇だったという印象です。

冒頭、坂本、長野、井ノ原として舞台に上がって雑談なんかをしていた人たちが、会話の流れとともに、三池、由利、長谷川になるんだけど(?)


いの「俺がいのっちだろ!」
さか「いや、俺がいのっちだ!」
なが「おれがいのっちだ!」
いの「じゃあオレはだれなんだよ!」
三池「はせっち。」
由利「長谷川だろ。」

 

…いのっちは、いのっちじゃなくてはせっちだったのか?

こわい。これはやばいやつだ!!!と思いました…

井ノ原快彦さん演じる長谷川くんが、自分と他人の境界を曖昧にして、どんどん自分が誰かわからなくなる病気にかかっていて、その長谷川くんに、お前が誰なのか、俺たちは「知ってるよ。」って笑う坂本昌行さん演じる三池さんと、長野博さん演じる由利さん。

長谷川くんが何を失ったとしても、自分という人間のの輪郭が、三池さんと由利さんの間で少しでも再構築されればいいと、私は思ってるんだよ…。

 

この3つの魂が、坂本、長野、井ノ原で巡り逢うまでに、何回どんな形で出会い、別れたのか…とかいうようなことを、三池、由利、長谷川に思いました…。

カミセンは宇宙と思ってたけどトニセンは宇宙の外…

 

一番年下の井ノ原が12歳の少年のときから40歳を超える今まで一緒にやってきたトニセンが見せてくれるには、あまりにも興味深い内容すぎました。

音楽劇ということで、劇中に何曲か歌唱シーンがあり、それがほぼトニセンの既存曲というのも面白かったし、三人がそれぞれ金管楽器の演奏も披露してくれて、見どころたくさんでした!

2月に円盤出ます。よろしくお願いします。

 

 

3.ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」

 私は「ロミオとジュリエット」という戯曲が好きなので、もう好きにきまってる…。

でも、思えばちゃんと舞台でロミオとジュリエットを見るのは始めてだったんだなこれが!

古川雄大さんロミオ/生田絵梨花さんジュリエット/矢崎広さんベンヴォリオ/小野賢章さんマーキューシオ/渡辺大輔さんティボルト/宮尾俊太郎さん死の回を見ました。

荒廃した世界観で、時代考証は無視の近未来的ロミオとジュリエットでしたが、モンタギュー、キャピュレット両家の若者は、街を二分する不良チームという感じですごく好みでした!

 

ロミオとジュリエットという戯曲において、私はもともとロミオとベンヴォーリオとマーキューシオの3人の関係がすごく好きなんですけど、2017年版ロミオ&ジュリエットの世界観は、元の戯曲より更にその3人の関係性を見易い潤色のされ方だったのかなぁ。

不良チームモンタギューのヘッドのマーキューシオ!キャピュレットのティボルト!っていう見せ方が、彼らの世代の何代も前から争ってきたという両家の歴史と、荒廃した世界観で強調されていたように感じました。

まだギリギリ子供の彼らが、生まれた時から背負わさた恨み憎しみと色んな形で戦う話だったのかなと。
だからマーキューシオは死に際に、ロミオにジュリエットを愛し抜け、全身全霊で。って言うんだ。
ロミオとジュリエットの愛は、美しい抵抗だったんじゃないかな。

古川ロミオのあの常時「地面から3㎜浮いてる感」すごい得難い空気感…。
恋をする前の糸の切れた凧みたいな浮遊感、ジュリエットを知ってからの恋の翼の効力と…
あれはベンヴォーリオも心配になって捜索しちゃうわ!一斉メールでロミオを捜せアナウンス入れるわ!って思いました。

いろいろなジャンルから集まった若手のキャストのパワーが爆発していてすごくよかった!

 

  

4.舞台「ドラえもん のび太とアニマル惑星」

 めちゃくちゃすてきな演劇体験で、幼少期に見たかったなぁと強く思いました。

もちろん大人になった今見ても楽しかったですが!

鴻上尚史さんの演出で再演舞台ということで、何となく勝手に、文学的な感じになるのかなと思っていたら、全然めちゃくちゃ子供さんに向けたショー的要素もある純粋な「ドラえもん」の世界でした!

歌ありダンスあり、パペットなどのクラシックなスタイルや、プロジェクションマッピング等の新しい表現方々、前説には客席の子供のたちを参加させて、「体験

 」の要素もありました。すごく豪華!

前説で「舞台の上に上がりたい子、誰でも上がっておいでー!後悔のないようにな!!」って言われるとあっというまに20人ちょいのこども達が舞台上に集合するという…ちびっ子はみんな積極的で気持ちよかったです。

そういえばこの時、機材の不具合とかで開演がわりと押したんですが、客席から普通に鴻上さんが舞台に上がって行って、ごめんね~ちょっと休憩してて!って言ったの。おもしろかった。

 

老若男女楽しそうなことはすごいことだ…ドラちゃんはすごい。国民的スター。

あんなにお子さんがたくさんいるのはじめてだったし、幅広い世代にわかりやすいすてきな演劇体験の空間だったと思うのですが、席は悲しいかなかなり空いていました。

2.5次元界隈で著名な小越勇輝さんや、乃木坂46樋口日奈さん、演劇界で名の通った演出家の鴻上さん、そしてビッグネームすぎるビッグネーム「ドラえもん」でもこうなら、やっぱり演劇を見に来る人口はそう多くないのだろうなぁと思いました。

小越さんや樋口さんのファンが見たいものではなかったのかもしれないし、でも、ファンだけに見てほしかったわけじゃないだろうなぁと伝わってくるから、子供がが喜び、真剣に観劇してるあの空間は大正解でもあるのだろうな。

 

 

5.℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ ~Thank you team℃-ute

ああ、飛んで行ってしまったよ…。

私は、年齢、恋愛、結婚、出産等に左右されず、アイドルが末永く笑って活動できる未来を本気で願ってるので、℃-uteはもしかしたらそういう女性アイドルとして走って行ってくれるんじゃないかなと、10周年を越えたくらいから思っていたのですが、まだまだ土壌がそういう市場ではないのだなぁと思いました。

ファンも、もしかしたらアイドルも、まだその先を望んでないのかもしれませんけど。アイドルって難しい。

個人的には仕事が修羅場の時期でしたので、ライブビューイング…行けてよかった。

印象的には、解散コンサートというよりは「夢の横浜アリーナコンサート」という感じで、とても爽やかさがありました。

夢を叶えて羽ばたいていった。

萩原舞さん以外は同じ事務所に残って、芸能活動を続けてくれているので、SNSもあるし、まだまだ一緒にいるところを見られるのはありがたい。

 

20歳そこそこで10周年で、あんなにバキバキに歌って踊って美しいグループ(脱退・卒業はあっても増員はなしで)なんてこの先なかなか出てこないよ。Berryz工房℃-uteがアイドル史に残したものは大きい。

「幕が開く」「さあ歌い散れ 心燃やし尽くせ」とオープニングで歌わせ、「いってきます」と最後に歌わせるつんくさんの親心…℃-uteのみんなのこれからの人生が今よりもっと幸せでありますように!

 

  

6.ピースピット2017年本公演『グランギニョル

これはやばい。

 2015年、ハロー!プロジェクトの女の子たちが出演した本シリーズ2作目の「LILIUMー少女純血歌劇ー」の評判がえげつないほどに良いのを知って、まだチケットが残ってたので行こうとしたのですが、仕事がどうにもならなくて断念しまして…その腹いせに(?)LILIUMのDVDが出たときにシリーズ1作目のTRUMPと一緒に買ってしまいましたらめちゃくちゃ好きで困った。

でもシリーズ3作目のSPECTERも見送らなきゃいけなくて……ようやくグランギニョルで生TRUMPシリーズ!

LILIUMに出演していた元スマイレージ(アンジュルム)の田村芽実さんの、アイドル卒業&事務所移籍後、間もないお仕事で絶対に見たかったので、めいめいFC(の前身)でチケットをご用意してもらえて嬉しかった…!住所の登録間違えて事務局の方にはめちゃくちゃご迷惑をおかけしました…。

 

今のところグランギニョルが一番好きかもしれない……(SPECTERは見てないのですが)

貴族による貴族のための~というキャッチでしたが、そう、貴族…。前作までとは違い、繭期の少年少女ではなく、爵位を継いだ大人のヴァンプが主人公なのである…。

繭期というある種の整理現象によって不安定な子供たちが引き起こす惨劇悲劇ではない。子供ができるような年齢の貴族が謎解きしてくれるのめっちゃ好み。

しっかりと自分の意志があり、戦える大人が主人公で、ライバルで親友もそうだったが本当に好み。

前作より過去のお話になるので、前作を把握しているとより凄惨さが増します。

 

この物語の業を一身に背負った赤子のウルを、ダリが自分の血の繋がる子供としてを育てていった終わりの物語がTRUMPなんだから本当につらい。
トランプに捧げられたグランギニョルはクラウスにちっとも影響を与えなかったということになるから。
あんな風に終わってしまったウルをダリはどんな気持ちで弔ったのだろうか。

終盤の、ダリの血を吐くような、ウルに贈る「負けるな」で泣きそうになった…。

ウルにとって二人の父親からの「絶望しろ」と「負けるな」という言葉は、赤ちゃんのときから強烈に体を支配していて、その相反する思いは、死ぬのが怖いと泣いたウルを平等に苦しめていたのだろうかとか。

 

でも春林っていうポジティブダンピール(比較的長命、でもわかんないもんね?春林さんもいつどうなるか)を見てしまったダリは、ウルの未来に希望を見てもいいのかな、と思っちゃうよね思っちゃうよ……。

えーと、でもヨハネスにかかっていたダミアン(ウル)のイニシアチブはダミアンの死とともに解けたとも言われてるから、ウルの方も無効なのでは?とも思う…?

ただ、でも呪いとイニシアチブはちょっと違う?
ダミアン(ウル)の呪いとダリの祈りは、イニシアチブという意味では無効かもしれないけど、強い思いはきっとウルにきっと残ったわけで。

でも結局、どんな巻く引きだろうと、ウルはウルの運命に自分で立ち向かったんだよ。

また、ライバル役のゲルハルトが、苦しいくらいにダリを求めるのは自分に足りない部分を補うためであり、ダリの足りない部分を確認して安心するためなのかなと思いました。
物語中、ゲルハルトが守れたものってダリだけなんだよね多分。他はほとんど失ってしまった。ゲルハルトは息子のアンジェリコには一線引いていたし。

 

田村芽実さん演じるキキが仲間のオズ(予知能力者)に、「ぼくは行けないけど、君は逃げて。遠い未来にきれいな花畑が見えるよ」みたいなことを言われる別離の場面、BGMがLILIUMで田村さんが演じたマリーゴールドなソロナンバー「もう泣かないと決めた」なのは、狙われ過ぎだけどチョロいので泣く。

オズの見た遠い未来の花畑の話は、グランギニョルの中では希望のように温かく描かれるのに、マリーゴールドの幕引きもまた凄惨なのだよなあ。

 

そういえば、グランギニョルに黒猫役で出演されている菊池祐太さんは、TRUMP初演でソフィ/ウルを演じられた方だそうですが、グランギニョル劇中では黒猫が殺害されたその次の場面でウルが産声を上げるんですよね。因果か…。

TRUMPは2009年関西小劇場で初演なんですが、その時期その場所というのが、めちゃくちゃ身近な場所だったので、もしかしてTRUMPシリーズ初演のチラシくらいは見たことがあったのかもな…。菊池祐太さんのお芝居も、TRUMPではないのですが拝見したこともありましたし…。

というようなこともあり、TRUMPシリーズには勝手に縁を感じています。

このシリーズが完結するころの公演が、どうか、フェスティバルホールで生オケで開催されますように!!

末満健一さんは名前で集客する演出家になってほしい!!

 

 

7.デスノート THE MUSICAL

初演を見逃したので、念願の観劇でした!

柿澤勇人さんの月!また、大阪公演はリューク役の石井一孝さんが休演されたので、俵和也さんのリュークを見てきましたー!

小池徹平さんの出演しているミュージカルがとにかく見たかったし、フランク・ワイルドホーンさんが曲を書いているとか最高じゃないか?

柿澤さんのミュージカルは始めてだったのですが、フランケンシュタインのプロモーション映像などで見た限り、お声がめちゃくちゃ好き!と思っていた期待していた通り声がめっちゃ好きでしたね…。カーテンコールではける時に、「っしゃー終わったー」みたいな感じで肩を回していたのがめちゃくちゃ面白かった。のびのびふてぶてしていて最高。

小池徹平さんはLのあの猫背な姿勢のまま、歌っているのがすごい…ストッと段差から下に降りるときにまったく声がぶれずに歌っているのがすごい…

てっぺーちゃんのミュージカルがもっと見たい……

 

舞台装置がシンプルで、ライティングも比較的暗め?で、なんとなく前衛的…コンテンポラリー…?でかっこよかった。純日本製という雰囲気ではなくて。

総合的に、あの漫画のデスノートのミュージカル化、大成功じゃないの?と思いました。

 

おもしろかったのが、スマホさんがすごくかしこいのでGmailで登録してるプレイガイドでとったチケットから、Googleカレンダーにきっちり予定を入れてきてくれる上に、Googleマップにも反映されていて、地図上に「デスノート」って書かれてて笑ってしまった。

道にデスノート落ちてた。

 

 

8.V6 LIVE TOUR 2017 The ONES

最高だよV6。言葉がない…。

前回のコンサート(2015年)は、20周年のアニバコンだったので、やっぱりいつものコンサートとは少し雰囲気が違って、特別でした。

なので、2013年のOMGコン以来の普通のV6のコンサート。

これこれ~~!!という興奮がありました…。

今回もアルバムが本当によかったので(アルバムについては「The ONES感想」)なんかめちゃくちゃ良いものを見たな……記憶はない。

 

そういえば、FC枠だったのですが、立見でした!

立見は500番まで出てた。

すごい、V6、売れてる?

 

 

 

9.スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース

こちらの記事をご覧くださーい!

スーパー歌舞伎のⅡ『ワンピース』麦わらの挑戦観劇に寄せて~伝統芸能の未来~

 

4月の大阪公演も楽しみです!!!

 

 

10.すべての四月のために

FC枠含め、全然チケットがとれなくて諦めようとしていたのですが奇跡的に観劇が叶いました!

ここ20年くらい担当しているというか、すでに神さまのように思っている森田剛さんの出演作は絶対に見たかったので、チケットがとれた時はちょっと手が震えたし泣きたかったくらい。

 

私はもう、森田くんが好きなのであまり冷静に作品を見られてないとは思うのですが、すごくいいお芝居を見たなぁと思いました(月並み)

戦中、日本の支配下にある朝鮮を舞台としているので、当然、ウルトラハッピー↑↑というような内容ではないのですが、日常には笑顔がたくさんあり、幸福であろうとする家族の物語でした。

寂しいだけでも悲しいだけでも生きてはいけないし、生きていたくても死ななきゃいけない人がいる。戦争の中にもいつも毎日、生活があるのだなあ。

劇中、仲間と志をともにし、銃殺されてしまう春子ちゃんが、最後に真っ白のワンピースを着て花吹雪の中で笑っているのを見て涙腺が死ぬかと思いました…。

春子ちゃんが好きだな…。お母さまも四姉妹もそれぞれにめちゃくちゃ魅力的な女の子でした。

あとそうだ、そうだ。HiGH&LOWにハマった後だったので稲葉友さんのお芝居が舞台で見れて良かった!森田くんにもなついてくれているようで…いなばゆーちゃんありがとう。

森田剛さんはごく普通にその場所に存在していてすごいと思った。

 

"春は梅桃桜で一杯
レンギョウで一杯
躑躅で一杯
夏は朝顔で一杯
昼顔で一杯
夕顔で一杯
秋は芒紅葉名月で一杯
月が出なくても一杯
冬は 雪見で一杯
そんで またまた春が来て
乾杯"

 

春子ちゃん。泣いちゃう。

 

ところで観劇後、ロビーで中村勘九郎さんとすれ違いましたことをご報告いたします。

 

 

11.ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2017

今年も刀剣男士たちはかわいかった!!

加州清光のソロコンには行けなかったので、1年ぶりの加州くんだった…。やっぱり加州くんが好き…。

小越勇輝さんの堀川国広と佐藤流司くんの加州清光による「美しい悲劇」によるダメージが大きかった真剣乱舞祭2016。

黒羽麻璃央くんの三日月宗近と佐藤流司くんの加州清光による「美しい悲劇」によるダメージが大きかった真剣乱舞祭2017。三日月宗近と加州清光の美しい悲劇…うっ…じじいの押し潰した嘆きと加州くんの迸る苦しみよ…刀ミュのダブルセンター…美しい悲劇のデュエットにしても、決して支え合わない感じ、預け合わない感じがめっちゃいい…刀ミュをはじめた三条with加州くんというチームの中心を任された二人。

三条with加州くんのアイドルこなれ感がすごい。
あの本丸は内番メニューにレッスンあるし、出陣項目にステージあるのが日常。

 

総勢16振り+人間なのですごく賑やかでお祭り感アップ。

ミュージカルのシリーズで共演していない刀たちが、自然に一緒にいて、ああ、この本丸はみんな仲が良いんだなぁと和みました!

曲名が全然わからないんですが、今剣ちゃんと岩融がメインのわちゃわちゃした歌がかわいかったなぁ。

あと、人間の皆さま、特に源氏の方々と新撰組が、年一で会う親戚みたいになっていて笑ってしまった。「久しぶりですな~義経さん!」「お元気でしたかー?新撰組のみなさーん!」みたいな。

二人の竹千代は花丸百点満点かわいい!

本公演(つわものどもがゆめのあと)をこなしながら、真剣乱舞祭用にも曲を覚えまくったであろう、膝丸(高野洸さん)と髭切(三浦宏規くん)のポテンシャルの高さには拍手!!

安定と堀川くんが欠席だったのが寂しい。

新撰組with蜂須賀くんは、カミセンがスキルメンだから、安定と堀川くんが抜けるとめちゃくちゃ手に汗握るというか…曲のリズムもとりにくいのか、加州くんも走るからみんな走っちゃうしもうめっちゃなんかさみしかった…。

石切丸と青江と大倶利伽羅くんのバランスやっぱり好きだなぁ…KAT-TUNって感じ…きれいなお兄様たち…。

青江のことを掬ってくれる物語で後味がよろしい。

 

しかし、人見知りでシャイな大倶利伽羅くんの腕を掴んでぶんぶん振りながら「ほら、ばいばーいって。」ってする加州くんほんとできた子!!!

かまってちゃんな刀ミュ本丸の加州くんが大倶利伽羅くんを構い倒したらぶフェス2017!

どうもありがとうございました。

来年も待ってます!

 

 

12.髑髏城の七人season花鳥風月

 本当にありがとう劇団☆新感線さん…。

「客席が360°回転する劇場が豊洲にできる」というニュースを見たときから、楽しそうだなあ、新しい劇場を体験してみたいなあと思っていたのですが、柿落しが新感線→1年超えのロングラン公演を花・鳥・風・月のシーズンに分け、キャストを変え、脚本をアレンジして走る→え、どっかのタイミングで絶対に見たい。むしろ田剛くんワンチャンあります!?と、いうような感じで、season花が始まる半年くらい前から、season極のキャストが発表されるまで、森田剛くんワンチャンと叫び続けた2017年でした。

本当にワクワクした1年だった…。

 

新感線初のライブビューイングも開催されたので、花・鳥・風と映画館で拝見し、2018年1月現在上演中のseason月〈上弦の月/下弦の月〉は年末に現地でどちらも見てきましたー!!

本当に頭が悪いので、下弦のマチネを見たあとその夜にゲキシネでワカドクロを見ました(どちらも初見)。頭パンクして具合を悪くしました。

現地で見るのでライブビューイングは我慢しようと思っていたのですが、全然我慢できなくて結局ライブビューイングも上弦・下弦ともに見ました…。

 

押しが出演しているとかじゃないのですが本当にめちゃくちゃ演目が好きなんでしょうね髑髏城の七人…。

私は花ドクロが髑髏城初見なのですが、登場人物の人生が急に一挙に交差したあの一瞬の、全員に見せ場がある群像劇で、生き残った人の生き様を見せてくれている作品だとと思った…。

でも花鳥風月を順番に見てからワカドクロを見るとあのすさまじい死臭に興奮せざるを得ない部分もあり…。

髑髏城すごい。いつ見てもお約束は楽しくて痺れるほどかっこよくて涙が出る、そんな古典演目のようでありながら、いつでも新作みたいな新鮮さ。

 

「推しに出演してほしい。押しが出演しているオタクうらやましい。押しに無界屋蘭兵衛を演じてほしい。でも森田剛くんワンチャンって言い続けたけど森田くんは蘭兵衛じゃないし、蘭兵衛を演じてほしい押しは不在。」みたいな複雑な心境です。

森田くんは今のところ天魔王でおねしゃす。演技プランによっては、早乙女天魔王並みにかわいそう守りたいってなると思う(?)

 

花鳥風月それぞれの印象や役者さんのことなど、別の記事でちゃんとまとめてまとめておきたいとは思っています…。

とにかくみんな見てくれ!!見てくれ~~!!かっこよくて泣くから~~~~!!!

 

 

番外.HiGH&LOW

これは、全然観劇とは関係ないのですが、2017年にハマったものとして書いておきたかったので書きます!

HiGH&LOWを見るきっかけは上記「髑髏城の七人」のseason鳥公演のライブビューイング

 無界屋蘭兵衛演じる早乙女太一さんをむちゃくちゃ好きになってしまい→Wikipediaでプロフィールを調べる→"所属:LDH"→ハイロー出てるんじゃねーの!?→出てるわー!出てるわー見よう。

という流れでその時に公開中だった「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」を見た結果、ハマりました。

(なお、ザム2に早乙女太一さんの活躍シーンはないと言っても過言ではない)

 HiGH&LOWのことは、2015年のドラマ放送直前に開催されていた三代目J Soul Brothersのコンサートに行った際に、会場内でスポットが流れまくっていたので知って、3次元界隈で耳にするようになっていたので常々気になっていました!

また、またまた髑髏城なんですけどseason月の下弦に出演している廣瀬智紀さんもHiGH&LOWに出演されているんですよね。私は廣瀬さんのことも好き、なので。早乙女さんも廣瀬さんも見れるならハイロー見るわ!(早乙女さんが上弦で廣瀬さんが下弦なら両方見るわ!!)

 

「俺たちがかっこいいと思うもの、やりたいことを実写の漫画で描いた」っていうイメージです。

本当に無茶苦茶で隙はいっぱいあるんだろうけど、雑ではなくて、めちゃくちゃ愚直にかっこいいと思うことを提示してくれていて、それがLove Dream Happinessだから拍手。

人間ならば正しく生きるべき。と言える心の真っ直ぐさ。少年漫画だ。生身の人間で描かれた少年漫画。

 

勢いでだいぶLDHの方々にも興味を持ってしまった…がんちゃんさんの映画楽しみにしています…。

 

ハイローシリーズはまだまだ続くのかな?楽しみです!! 

 

 

2017年、「森田剛髑髏城ワンチャン」は叶わなかったので、2018年は「岡田准一ハイローワンチャンある。」と言い続けたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

以下記録

観劇などまとめ2017

1月

2月

3月

  • 宝塚星組公演「スカーレットピンパーネル」3/14
  • QUARTET NIGHT LIVEエボリューション 2017(LV)3/12

4月

5月

6月

7月

8月

9月

  • V6 LIVE TOUR 2017 The ONES 9/9
  • ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」進化の夏 9/22

10月

12月

 

あとシネマ歌舞伎阿弖流為ゲキシネでワカドクロ、小劇場、文楽など少々。ハイローザム3の舞台挨拶ライビュも見た…!